特急スカイツリーライナー3号 浅草〜春日部 乗車レビュー
こちらの記事は2017年5月15日に公開された前ブログからの移行記事になります。
500系リバティに乗ってみた
2017年4月21日から営業運転を開始した東武鉄道特急リバティに今回は時間があったので短距離ですが乗車したいと思い、浅草駅にやって来ました。乗車するのは浅草駅18時30分発スカイツリーライナー3号春日部行きです。浅草駅から終点春日部駅まで約30分とかなり短距離の特急です。通勤ライナーとしての役割が非常に強い特急になっています。
特急スカイツリーライナー3号は春日部まで運行されますが特急券が必要なのはせんげん台までなので特急券はせんげん台まで購入しました。特急料金は410円です。
浅草駅18時台は土休日にも関わらず特急がほぼ10分間隔で発着しています。行き先も多種多様です。
スカイツリーライナーだけ電光掲示板が緑字ですがこれは近距離特急を意味しているのでしょうか。アーバンパークライナーも恐らく同じ緑字だと思います。
18時15分頃に特急スカイツリーライナー3号が入線して来ました。個人的に外観デザインも洗練されておりかなり好きです。
THE・今風の特急という感じですね。
この列車はどうやら会津田島駅からやって来たようです。到着した列車の中からかなりの乗客で降りて来ました。
500系リバティ最大の特徴とも言える3両編成単位分割併合が可能な貫通扉。これにより柔軟な運用が組めるようになりました。
特急スカイツリーライナー3号は終点春日部まで6両編成で運行しますが、先ほどのリバティ会津も3両は会津田島が始発でしたが残りの3両は東武日光が始発でした。
東武浅草駅といえば急カーブのホームですがこんな感じで渡り板があるのはここくらいですよね。あと手すりが光っているが地味に驚きました。
早速中に入っていこうと思います。
車内はかなり落ち着いた感じ。どストライクです。
座席はこんな感じ。外から中までスタンダードっていう感じですね。しかし座席背もたれ部分の左右の突起は先代特急スペーシアから引き継いでますね。
座席は柔らか過ぎず、硬過ぎず。近年のJR特急のようなイメージです(成田エクスプレスE259系、ひたち・ときわE657系等)
赤トマトの個人的な車両の趣味なのですが、EXEやACE、JR東海373系をはじめとした汎用タイプの車両が好きです。リバティもこの部類に入れることが出来そうです。
ちなみに各座席にはコンセントも設置してあります。
ただ!!!
ただ!!!!!
地味に膝に当たるんです…。
これはマイナスポイント。紹介用にパソコン開いただけなので別に作業はしなかったのですが、AC電源は横じゃない別の面に設置して欲しかったですね…
晩御飯を食べていなかったので浅草駅で牛すき焼き弁当&大好きなコカ・コーラを購入。春日部まで30分くらいしかないので発車前に食べ切りたいところ(醍醐味を無視)
18時30分丁度に浅草駅を発車。なんと発車30秒後にこの列車最大の見所である隅田川とスカイツリーが見えてしまう。
あとは松原団地ぐらいしかないぞ。
数分後、とうきょうスカイツリー駅を発車します。
あとは北千住に停車し、複々線区間を快走。高速走行でも抜群の安定感で乗り心地はかなり良かったです。
S-TRAINみたいに座席がガタガタならなくて良かった。
せんげん台に停車。せんげん台で特急券が必要な区間ではなくなるので普通の買い物袋を持った方も乗車。
みんながスマホ片手に車内をバシャバシャ撮っていました。
浅草駅を出発して約30分。終点春日部駅に到着しました。
500系リバティはJR線に乗り入れるのか?
そもそもリバティ自体がスペーシアの置き換え目的で導入された訳ではなく、発表時のプレスリリースに「特急スペーシア、特急りょうもう等に加えて、特急列車のさらなる利便性を向上を目的に」と書いてあったので恐らくJR線乗り入れの可能性は無いと思います。
まとめ
感想としては全体的に完成された車両だな、という印象を受けました。
日光や鬼怒川・会津方面への観光利用も浅草〜春日部・大宮・運河などの短距離ビジネス利用もしっかり拾える非常に汎用性の高い車両で近年乗車した特急列車の中でも非常に高い評価が出来ます。
座席も長時間座っていても疲れない程よい硬さで、今度は是非会津田島まで乗車したいと思います。
それでは。